2020年1月13日(月)。その日は朝から在宅介護中の父の世話をし10:30に訪問入浴サービスが来ました。正月中は休みだったので新年最初の訪問サービスとなりました。
ショッピングも済ませリビングで休んでいると「ピンポン♪」とインターフォンがなりました。カメラ画像を見るとそこには若い女性の姿が。
「誰だろう?」不思議に思いながらも半分寝ぼけてドアを開けるとなんとそこにはバイオリンの先生の姿が???。
「げっ!」部屋着のまま出てしまった。ボロボロの部屋着姿を見られた。と内心ショックながら「え、今日だったんですか?とにかく着替えてきます」と2階の寝室へ直行。
するとドア先から先生の声。「わたなべさん。…ラインしてませんでした。…出直しましょうか?」
折角来ていただいて申し訳なかったのですが、年始休暇中、練習はあまりしてなかったので1週間後に伸ばしてもらうことになりました。
1週間後のレッスン。課題:ローデ カプリース2番イ短調 モーツアルト ソナタホ短調 一楽章
「じゃあ、次は3番を弾いておいてください。」
「おっ、上がりだ」
ローデ2番はその日で3回目。クロイツェルの時は1曲にもっと時間が掛かっていたのにすんなりと。そういえば弾くのが結構楽になった来たような気がする。
どうやら前回のレッスンで指摘されたことを実践したことが良かったようです。
それは、「点ではなく面で押さえる」。
ローデ カプリース2番にはテーマにタカタカとオクターブでピアノのトレモノのようなところが出てきます。
「そこは一つ一つバタバタ、押さえるのではなくそのままの形を保って移動させるのですよ」
「えっ、そうなのか」「気づかなかった」
ローデ 2回目のレッスンで教えられた通りやると、「わたなべさん、4の指の第一関節が立ちすぎですね。もっと寝かしてもいいかも」
「えっ、でも寝かすと隣の弦に指の腹があたってしまうのでは?」
「いいんです。その弦を鳴らす訳ではないのでついてしまっても構いません。」
思わず目からうろこが。
実は同じ指摘を以前にも何度となく受けていますが、この時は前よりレベルが上がっていたためか完全に腑に落ちたようにぽろっと落ちるものがありました。
新しいバイオリン教本 全6巻。表紙が白いので通称「白本」。この1巻の最初から5、6曲目あたりに出てくるのです。バイオリン、最初の壁が。
「はーい、ここが最初の壁です」
何のことかと思いきや練習してみると音が鳴らない。そう、指の腹が隣の弦に当たってしまってその当たっている弦が鳴らないのです。
ギターなんかもそうですがとなりの弦に指が当たって変な音になったり鳴らなくならないように指を立てるんですよね。弦楽器って。
この時から何とか指を立てよう立てようと自分を洗脳した結果、音を指の先、点でとらえる手の形が完成されたのでした。
先生、お薦めがシュラーディックの1番を第一関節を逆方向にべったと曲げながら指の腹で弦をとらえる練習。出来るだけ第3関節から動かし弦を上から打つように弾く。
「私もこうするようになってから指が楽になったんですよ」
「そうか、そうなんですかぁ」
バイオリンのプロレベルの人たちも結構、ギリギリのところで弦を押さえていることも習いました。
その日のレッスンで指を立て点でとらえることに凝り固まった頭を一度リセットする必要を感じました。
ピアノなんかも音が転んでしまうからという理由で第1関節が逆方向に曲がることを矯正されます。
でも本当は第1関節が曲がるから音が転ぶといった統計データはありません。感覚でそう思い、古くから言い継がれた来ただけなのかも知れません。案外、ピアノも曲げて練習すると意外と指が動かしやすいかも知れません。
バイオリンでは私の場合、特に3の指(左の薬指)が後ろにそっくり返ってしまったり第1関節が固く立ってしまい、指に余計な力が入り結構弾くのがしんどいことがありました。
それが今、やっと解放されたようです。
音階やアルペジオも前よりすらすら弾けます。憧れなんですよね、あれ。
モーツアルト ソナタ2楽章もローデ 3番ト長調も最初の音取りをしましたが結構、楽に弾ける。これなら早く上がりそうです。
やっと指が動くようになってきました。これで目標(バッハ シャコンヌ)にまた近づきました。
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