6年ほど前に岩波メソッド暗算が流行ったときどんなやり方をしているのか興味を惹かれ自分でも書籍を購入してメソッドをマスターしたことがありました。
単純に計算が速かったら頭が良くなるかな、暗記に強くなるのでは、脳トレに良さそう、など一般的な理由からです。
あと自分の中のどこかに暗算が出来るとかっこいいという、憧れのような不純な動機もあったと思います。
小学生の頃、親の強制でやっていた公文がいやでいやで仕方がなかったのですが、学校では算数や数学は割と得意な分野だったのです。もっとも高校2年生からの数学が勉強不足のため結構、授業が解りませんでした。
大学では音楽を専門に勉強すると決めていたのでもっぱらピアノと作曲理論の勉強に明け暮れていたのです。
改めて暗算や数学を勉強するようになったのは、作曲理論のようながちがちの規則で縛られた和声や対位法なども分析は得意だったので社会人として改めて生活するようになってどこかで数学のような分野とマッチングするところがあるのかもしれません。
会社員生活も長くなりパソコンは、仕事で日々使っているのでエクセルは結構得意になりました。写真の汚いクリアファイルに入った問題集はエクセルで作ったものです。乱数と関数をちょっと工夫すると作ることができます。桁数はいくらでも増やすことし他の四則演算も作成可能です。
これを会社へ行くときの電車の中、最寄駅近くのビルのロビーなどでゆっくり解くのが日課になっています。暗算や数学のことを考えるのは感情が全く入らないので仕事前に心身を整えるのに向いているようです。
今では岩波メソッドのように一時記憶の際に魚などの絵を使うことはありませんが、基本は同じです。ただし遅くても間違っても誰も怒る人がいないのでひたすらゆっくり、合ってると思えるまで何回も計算を繰り返したり方程式を解いたりしています。
途中計算結果を長く保持できれば出来るほど一時記憶機能が鍛えることができます。計算途中で一時記憶が崩れることも頻繁に起こるのでその場合は、やり直しです。
これを行うようになってから分析能力やトライ&エラーの思考術が高まったような気がします。
折角、小さい頃からピアノを習っても受験を機に習うのを辞めたり弾くことそのものを止めてしまったりという話をよく耳にします。
YouTubeなどの登場でCDが売れなくなったりテレビの音楽番組も随分少なくなったような気がします。音楽業界全体が全然元気がない感じです。
テニスやアイススケート、卓球、将棋などでは何かちょっとあるとマスコミ、テレビで取り上げられるのに音楽で凄い能力を持っている人たちの登場回数がとても少ないのです。
私が子供のころは作曲家や作詞家の人たちがよくテレビに登場して発言していました。ここ何十年が何かが間違って進んできてしまっているようにしか思えません。音楽はいつの世でも人には不可欠で古びないのですからもっとアピールできるのではないでしょうか。
そんな訳で音楽をやっていると勉強、受験、就職、会社生活、普段の生活にも役立つことを証明出来るように勉強していきます。
6時間でできる!3ケタ×2ケタの暗算―岩波メソッドゴースト暗算
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784778037567
2019年1月23日作成 志木市中宗岡 渡辺修司
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