中ぐらいの速さで ハ長調
32分音符の音階パッセージ。弱音で軽やかに素早く弾く練習。
粒をそろえて軽く弱く弾くのは技術を要する。
左手は、和音で音楽を支えるが右手がきれいに響くためには、左手の和音をしっかり押さえて弾く必要がある。特にバス音。
また伴奏と言えども歌うように弾けなければならない。
アウフタクトで入る八分音符は、後に続く音階にメロディーとし聴こえるようテヌートぎみのアクセント。
音階はこのメロディーがまるで延長されたかのように弾く。
音階ある和声外音は、経過音だが途中濁らないようベダルを踏み替える。
音階最後についているアクセントは、遠くでなっているように。
中間部からはト長調に転調。
音階は、下降形に変わる。
アウフタクトの8分音符と装飾音は、弾き分け音階が歌に聴こえるように弾く。
PPの最高音は、遠くで響いているかのように。
スタッカートの表現は、上向形の時とは変える。
中間部最後は、急なスフォルツアンドから入りフォルテで次の壮大な感じを喚起させる。
再現部は、FF。壮大な海原を感じさせるように。
右のメロディーの表現とスタッカートのタッチを変えて弾く。
だんだん弱く優しくなっていく。
コーダに入りどんどん弱くなっていく。ミソ ミド、ミラソ ミドの弾き分けを効果的に。二回目はPPP。
そして最後、最弱音からフォルテへ急激にクレッシェンド。途中のスタッカートは、両手でハモるようによく合わる。
最後は大団円で締めくくる。
0コメント